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日記帳(2000.08)

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2000/8/27()

モータリゼーションによって人の生活は豊かになった。だが幸せにはなっただろうか。

まずいことになると判っていながら実家に導入したネット環境。やはりまずいことになったようだ(笑)
弟がサルになったらしい。
導入当時(お盆に帰省した時)はヤツが不在だったため気にならなかったが、もうだめらしい。
やはり・・・
マーチ(※)のオーナーズクラブに入るとか、個人売買で何と何を買うとか言ってるらしい、まるで往年のまかぷーのようだ。
この手の人種は確実にハマる。
だが同時に、現状のネット環境を最も有効にというか道具として正しく利用できるのもこういう人種だと感じている。

彼らはネットで見つけた相手と電話ないし代替の物理的な手段で連絡をとり、直接手渡しで物を買うことも厭わない。スープラ2台買ったりとか。
ハードにしろソフトにしろ、コンピュータ自体にハマった人間には目的と手段が入れ替わるという症状が出るが手段を手段としてきちんと使える人なんだろうな。ヤツは。
もっとも車に関して言えば逆に移動手段をパワーアップしているのか、お車様をパワーアップさせ奉るために移動しているのかわからなくなっているので同じなのかも。

※・・・N産マーチ。マイチェン前だけど型式は K11 かな?覚えてないけど。
親はヤツのハマると他を省みない性格を鑑みてこの車を選んだのだが、結局 "焼け石になんとか" だったようだ。
実はすでに2代目であって、内装張替え、リアゲートのスムージング、ウーファー搭載、セリカのバンパー移植(!)という暴挙を繰り返した先代は山で死亡。
車に興味無くすかと思ったら同じ車を自分で買ってきた・・・
今度は最初っからバーフェンでレース用のカムが入ってるらしい。タイヤなんて 195 だよ。俺のシルビアと同じじゃんか。


2000/8/25(金)

なんか凄いことになってきた。入社1年目にして、うちの社名は消滅か?ククク。

ともあれ早目に帰ることができたので車で取って返して仕事場へ。あ。閉まってる。
なんだよ〜今日は外注さんも早ぇのかよ〜(T-T)
しょうがないので延び延びになっていた「追加購入したマウスの到達距離試験」を決行。とりあえずは MITSUMI というか NEC というかとにかくそのマウス。
これは NEC の販売時のスペックは2m 、製造側、MITSUMI のスペックでは2〜5m という非常に漢らしい代物。
結果も期待に違わず漢らしく、5.5 m をマークした。これは俺の部屋のドアを開け広げて廊下まで出た距離だ。
ちなみに受信機の下方感度、つまり受信機を前から「うりゃっ」と仰向けに蹴り倒した状態での距離が異様にでかいってことが気になる。
部屋を出て、廊下を渡って向かいの人の部屋にぶち当たってしまうので計測不可能。

しかし、困ったなぁ。公称5m のヤツですでにこのザマだ。10 m を謳う TrackMan はどうすべ。とりあえずハイパワーモードで部屋中を駆け回るがどこでも操作可能なのは予想通り。
あとは PC 本体ごと廊下へ出して、廊下の突き当たりから反対側の距離でやるしかあんめぇ。今日は無理。

予てから作成中だったワイヤレスマウスコンテンツがいつまでたっても完成しないので、自分で業を煮やして暫定アップを強行。
トップページに新コンテンツがあるの、気づきました?(笑)
しかし暫定でもアップしてしまったとたんに更新が面倒になる自分を知っているだけに危険も承知。

明日は Logitech に電話して
「TrackMan の受信機についてる謎のスイッチは何ですか」とか、
「そもそもマニュアルが無いのは困ります」とか、
「10 m 届く商品はもう売らないんですか」とかいろいろ絡んでみよう。


2000/8/22(火)

私用でプラパイプを所望。帰りにマルイに入ってる玩具屋へ寄って探す。
・・・・マニアックだ。
しかし結局、外径8mmなどという品は見当たらず。工具の類は妙に充実してるんだけどねぇ。
つーかさっきから俺の行く手を阻むオヤジ、あんた邪魔。
いい歳こいてメガネにそんな帽子で、プラ板を物色しないでくれ。おまえは滝博士か。

今週は朝の空いた時間と会社の設備を利用してワイヤレスマウスの消費電流の計測を始めた。
といっても電車通いの悲しさ、マウスをたくさん持っていくわけにはいかないから一日一個。嗚呼過ぎ去りし栄光の車生活よ。文明は便利であった。
つーわけで今週中には終わり・・・終わ・・・
かぞえてみたらワイヤレスだけで6個もあるじゃん。
うむ、無理。
明日辺り帰宅後に車で会社へまとめて持っていこう。あれだけ高精度のマルチメータは個人ではちと無理じゃでのー。


2000/8/20()

連休の最終日。しかしここ数日の学生を髣髴とさせる生活によってリズムは根底から崩壊していた。
午前3時、起床。
通勤中の車窓より存在だけは確認していたサークルK(注:コンビニ)へ出掛けて F横(注:FM 横浜の意)とサークルKの企画ドリンクを探す。が、不発。
当初はサークルKと K-Mix の企画モノだと勘違いしてたんだけど、オフレコで何とかかんとか言ってたのは何だったのかなぁ・・・眠かったから夢だったのかな?

謎は美しく謎のままにしておいて部屋の片付けを始める。友達が悲鳴を上げるような部屋だったからねぇ(笑)
なんでみんな元の位置に戻すんだい?読みかけの本はまたすぐ読むかもしれないだろ?だったらその辺に開いて置いておいた方が便利じゃないか。
本棚へスワップしてしまったらアクセスタイムは 10 倍ではきかないぞ。
普通、人間はプリエンプティブなマルチタスクで動いてるからいろんな作業を時分割でこなすだろ。メモリ空間は最大限使おうよ。いいじゃん、Dos/Vマガジンの上を渡り歩くような生活でもなどと言っていたらデータ通信カードの箱を踏み抜いたので物理メモリの限界を感じた。

でもさ、本気の話、数ヶ月単位のプロジェクトが複数進行してる時ってあるでしょう?
たとえば Libretto の放熱強化改造とポータブル MD の車載用電源コンバータ作成とデスクトップ搭載型 IrDA 装置作成が平行していたりすると、作業場はそれぞれ展開したままにしておかないとぜったいやめちゃうだろ。
いつも部屋が片付いてる人って自室でいったい何をしてるのか疑問。

閑話。
たまりにたまったマウスを掻き集めて記念写真を撮ったよ。

無駄な・・・無駄な・・・

うへー。クリックして本来の画像をどうぞ。結構圧縮してますがダンボールの中身も圧縮されてますな。
内容は左上から右へ向かって、「インテリマウス with 光学」「松下のワイヤレス」。光学の下に松下の受信機が埋もれてますが。
で、「リングマウス」つーかこれはトラックボールでは?
そして「MSの最弱コードレス」、一番右が「NEC の、つーかミツミのワイヤレス」

ふんでもって左下へ行って、「無名テンでダメマウス」USB だしホイールもついてるし・・・でも使い勝手最悪なコピー品。その右、埋もれるように「A4tech の極貧コードレス」そもそも赤外線なので性能に限界が・・・
そして「ケロケロカエルマウス」一度も使ってません。で、「ロジクールの最強トラックボール」、10 m なんて確認できんわ!
その右で MS のへっぽこ受信機の上に乗っかってるのがさらにへっぽこな「 680円マウス」ご覧の通り形状はまったくの MS コピー品、しかし使い勝手は地獄の如し。ボールが回らないこと回らないこと。
・・・まだあるのか。次、埋もれてるのが「ロジクールのコードレス卵」、上に乗ってるのが「MS インテリマウス」これだけの遍歴を踏まえても常用しているのは一番最初に買ったこのインテリ。
おまけ程度に端っこに写ってるのがタブレット用のペン。まぁマウスではないけどポインティングデバイスの端くれっつーことで。



2000/8/18(金)

一般道オンリーでなんとか立川まで帰還。箱根迂回中に恐ろしいほどの豪雨に見舞われるも、秦野に入ってみると雨の痕跡すら無し。いたたたた。

ところで、DION の料金プランはたくさんありますが最近になってベツベツコースが巧みに隠蔽されていることに気づきました。
ベツベツコースってのは登録料の ¥500 を払ってしまえばその後は完全従量制となって、使わなければ一切の基本料金がかかりません。
従って俺はサブとして使用していたのですがどうやら採算とれなかったご様子で、トップページには「コミコミコース」「バリバリコース」「ミニミニコース」「IP 接続コース」しかなくなってます。
ダイアルアップサービス案内のページ(→こちら)へ行ってみると、「コースご案内」のテーブルには上記の4つに加えて「モバイルパック」と「パケットパック」が。そしてそのテーブルの下にこっそりと「ベツベツコースのご案内はこちらです」だと(笑)

現在行っているものを「ありません」とは言えないんだろうなぁ。でも新規に取りたくはないんだろうなぁ(爆)


2000/8/17(木)

伊豆。午前 10 時には伊豆入りしていた。
ある程度の混雑を予想して早めに移動したんだけど、空いてんじゃん・・・(-_-;
やはり地震の影響なのか?ニュースでは平年の3割減て言ってたけど。

なぜか西伊豆の黄金崎クリスタルパークというところでガラスのサンドブラストを体験することに(笑)
普通の透明なタンブラーに紫外線で硬化する塗料で絵を書いて固めた後、サンドブラスト処理を行い、書いた絵だけを残すというもの。
塗料云々は要するにマスキングなので逆にシールかなんかで絵以外のところをマスクすれば絵だけがすりガラスになる。
これが¥1,300 とは思えないほど楽しかった。唯一の問題は飛び込みだったので事前に用意ができなくて、ネタに困ったことか。下準備が必要だ。いや下絵とかを用意するってよりは心の準備がね。というかネタ不足。
たっぷり2時間くらい潰した後、車に戻ってみるとドリンクホルダーに置いておいたポイフルが論理圧縮されて体積が約30%になっていた。すばらしい圧縮率だと思った。

3日前に突然思いついた伊豆行き、2日前に取れた宿、それはかなりデンジャラスなペンションだった・・・
メインの通りから一本外れただけなのにいきなり舗装道路が終了〜、しかも怪電波によるジャミングを受け、ラジオも聞けない。
というか、西伊豆一帯、PHS 入んないですよ。
だめじゃん H" やってらんねぇぜ。帰ったら携帯に乗り換えてやる!と思ったか思わないかというタイミングで携帯すら入んねぇことが判明。

宿は狭くて古くてまいったヨ。あと蔵書が CQ出版ものばっかりだったりコンバットマガジンがあったりとオヤジの趣味がマニアックだったよ。
料理と風呂は良。うまいだけじゃなく、魚メインじゃなかったところが非常に良(笑)
ただあの量は小食な人間にはキツかろうぜ。

昼間のジャミングの件はここのオヤジが一番怪しいです。


2000/8/16(水)

始発で東京からやってきた彼女と合流、さらにD造と合流して伊良子岬へ進軍する。
今日の予定は伊勢湾を海路でショートカットして伊勢へ行って牛を食うのじゃよ。
しかし伊良子岬先端までは あっという間に着いたのにフェリーに乗れない。車載せるのに待ち時間が発生して結局昼かい!

吉牛の並と味噌汁×10 セット分の昼飯を食った後、D造は北上して一人旅立つ。
我々は折り返して浜松へ帰るのダ。
彼女が「なんとか真珠島」とかいうのへ行きたがったが暴れて抵抗する。
このクソ暑い上に時間も押してるってのに炭酸カルシウムの採取に付き合ってはおれんわ。見るだけでも妙に高いし(泣)


2000/8/15(火)

富山から帰ってきた SZJ 氏と合流。例によって浜松のマニアックなお店を徘徊する。

ちいさな店中心なんだけど、たいがいにおいてこういう店の方がマニアックな品が多い。今回も例に漏れずテガラっていう店で MITSUMI のワイヤレスマウスを発見。しかも現行機種ではなく、往年の「デンパボーイ」
とりあえずこのネーミングセンスにはツッコんどけ。
しかもこの店の凄かったところはこれの海外版も並べて置いてあったこと。デンパボーイって凄いんだぞ。受信機にマウス本体を立てて置けるんだぞ!
じゃぁなんで買わなかったの?と言われれば今時2ボタンでホイールも無いマウスに ¥6,800 も出せないからですぞ。

「重要なのは必要かどうかではないないない」夢枕で囁く SZJ 氏の声に衝き動かされるように Logicool に電話、

「あのー、 CT-51 っていうワイヤレスのトラックボールありますよね?」
「おかげさまで当該製品は販売終了致しました。」

・・・ 浜松ニ帰ッテキタカラニハ、鰻食ベナイトネ。
ソレニシテモコノ鰻、小サイナァ。3ボタンダシ、ロジクールッテ書イテアルシ。


2000/8/14(月)

SZJ 氏と連絡が取れない。
友人と浜松の PC パーツショップを巡回してすごすことに。お盆でも関係ねぇなぁ。俺の生活(笑)
ここでもまた、2日前に言っていたワイヤレストラックボール CT-51 を発見。価格は\14,800 で秋葉価格より 1k 円高いんだけど、在庫の有無はでかいからな。危険度ランクがさらに上昇中。

しっかし DEXXA っていう怪しいメーカーはいったいなんだろう。小さく「株式会社ロジクール」って書いてあるのが非常に気になる。


2000/8/13()

帰省予定。あくまで予定。

昨日は夜 10 時には寝て、早朝 3 時頃から一般道を爆走して帰省する予定が、目を醒ましてみれば 6時。
どど〜ん。

先日友人が「寝過ごした時って悲鳴あげるよね」って言ってたのでとりあえず叫んでみるが事態は好転せず。
そもそも国道1号線の藤枝・掛川・磐田バイパスが深夜は無料なのでそういうプランだったわけで、深夜ってのはこの場合6時までなわけで、起きた時点で意味なし。

すぐに家を飛び出して泣く泣く厚木辺りまで行くが、さすがに皆さん活動を始められるお時間ですでに道は混み始めている。
これでは着くのは午後になってしまう。
冗談ではございません。社会人、時間は金で買うべし。
秦野から東名に乗ったら 10 時には着いちゃったよ・・・あれ?

さて、とりあえずは親に頼まれていたワープロでインターネットのセットアップだ。
バイダは DION ということに決定したのでさっそくサインアップ。専用ソフトが入っているから作業は楽・・・楽・・・楽なはずなのに、入力形式がまったくもって違うので非常に困難に。
デフォで上書き入力になってるし、かな入力だし。ヤメテー(T-T)
そういえば俺も文豪(by NEC )で育ったクチなのでカナ入力で慣れてしまい、大学時代にローマ字入力派と抗争を繰り広げたことがあった。
あっという間に負けたけど。

いやーしかしどうにもつながらねぇって困って DION のサポートにまで電話した結末がパルスとトーンの設定を読み飛ばしていただけなんてな(T-T)
いまどき設定のデフォルト値がパルスになってるなんて思わなかったよ。

しっかし、遅ぇ。DION っつったら回線速度どころかネゴも異様に速いのが特徴だと思ってたのに「接続しています」のメッセージから実際につながるまでに約 40 秒はかかりすぎだべ。
まぁ自宅からの接続は初めてな人が使うので遅いと思わずに済むんだろうけど。

そういえばカタログにはそんなこと書いてなかったと思うんだけど、マニュアルには「アナログ回線専用です。ISDN 回線ではご使用になれません」と書いてあった。
アナログ回線上できっちり動くんなら ISDN にR点接続(TA のアナログポートに接続)する場合に問題が出てはいけないと思うんだけど、まぁ実際問題として ISDN の場合は間に DSU だの TA だのが入るわけで、他社製の機器がどんな質の悪い制御をしてくれるかわかったもんじゃない。そういう意味で保証外なんだろうな。


2000/8/12(土)

帰省の予定を一日ずらして秋葉へ行って来た。
その辺の PC パーツなら別に川崎とか横浜とかでも買えるわけで、交通費を考えると大して意味があるわけじゃないんだけどさすがに半導体の一個一個の単位になるとなぁ。
実家へ帰る移動の際、ポータブル MD を車に積み込んで聞くために定電圧電源を作りたかったんだ。

よく汎用のやつがあるんだけど、この MD はなぜか DC5V なので使えないのだ。フツーは 4.5V の次は 6V だべ。
たぶん自社の高い専用品を売るために汎用品を使えない設定にしてるんだぜ。
どこのメーカーとは言わないけどさすがに目のつけどころが鋭いっす。

で、実際問題として電圧固定なら 7805 にダイオードとキャパシタくらいでパーツとしては大したことはない。あとは適当な基板とレギュレータ用の放熱板とケースと、シガープラグとΦ2.1のプラグと・・・・・・結構あるじゃん(T-T)
今日中に作るの・・・無理だな・・・(笑)
やめ。

つーかさー、例の一角は例の例でデブのアニオタが脂汗浮かべながら妙に高い声でブヒブヒ言ってるし、電子パーツ屋は汗臭い親父が大漁だし、この暑い時期に秋葉なんて行くもんじゃねー!
とか思いながら脱出しようとしてたら、あれ?なんとか牧場の人じゃないですか。
奇遇というか、前にもこんなことあったなぁ・・・連絡なんて絶え絶えで示し合わせてもいないのに出先で知り合いにあってちょっとうれしいね。
互いに買い物の目的を妙に隠すんだけど(笑)

さて、今日も今日とて無線マウス。というか今日はキーボードも含めるのであります。
Logicool は以前から電波式の無線キーボード+マウスのセットを提供していて、実際に SZJ氏が使っていたはず。今回はこれに新たなラインナップとして、M$ナチュラルキーボード似のキーボに CM71R (1万円するブルジョワ無線マウス)をセットにして売っている。今日歩いただけでも5、6件だが、どこへ行ってもカッキリと¥15,800 で闇カルテル状態。
さすがにその値段はきついなぁと思うんだけど、過去「さすがに手がでねぇよ」と言ったものは尽く手元にある気がするので危険度ランクAA。

現在常用しているのはマイクロソフトのナチュラルキーボードってやつ。左右に割れていることで有名なので解りますよね?
ちなみに PS/2 版と USB 版と両方持っていて、2台のマシンは両方同じなんですよ。
個人的に「日本語キーボードは使えん」というのがあって、理由は「配置が変」とか「余計なキーが邪魔」とか「チルダが隠れてる」とかまあその辺も語らせると長いんだけど(笑)今さら「@」が「2」のシフトにないキーボードを使う気はないのですよ。まぁリブレットはしかたなく使ってるけど。この辺は趣味の問題だからなぁ・・・
そして今日見ていたその Logicool の無線キーボは英語配列&左右割れているわけで、環境的にはほぼ理想。なんか Logicool ロゴのヘンなボタンがあるんですけどそれはこの際見なかったことに(爆)

しかし、キーボードってのはこだわりの多い分野で、配列とか形状の次に(人によっては前に)問題になるのが感触でしょうな。
俺はパソコンに関しては新兵なので「昔はな・・・」とかいう語りはないんだけど(うぜぇよな)それでもメカニカルタッチは好き。
今のキーボードはキータッチは俺内ランキングで下から2番目か3番目くらいなんだよね。けっして現状に満足しているわけじゃない。
したがって今回見つけた Logicool の CK-70ME はかなりの人気馬だったんだけど・・・Tゾーンで展示品を触って絶望。

「感触が無い」ガーン!

キーを押した時のクリック感というか、あの「コクッ」っていう感じ、メカニカルだろうがメンブレンだろうが強弱の差はあれど絶対あるあの感覚が、ねぇよ。
いやー普通のキーについては弱いなりに感触があるんだけど、スペースバーだけは押した力に正比例してスーッと下がっていく。底ツキするまで踏力一定。まるで平坦な高速道路を 120km/h で走り続けている時のアクセルのように、もはやキーを押しているのか離しているのか指が判らない。

これは展示品の個体の問題なのか・・・? CK-50M の方はそんなことなかったし。でも Logicool のパッケージはシールで封がされていて買いもしないのに開けるわけにはいかないのだー。

・・・どうしよう・・・ていうか「シールで封」ってカブってるよな・・・

それから気になる情報2つ。

その1、現在の Logicool のラインナップには存在しない CM-51H という3ボタンマウスを某小売店で発見。
見た目っからかなり古そう。群馬弁で言うと「古げ」。

その2、これはラインナップに堂々と載っているし実際に売っていた CT-51 。実際にはマウスではなく、黒くて細長い妙な物体にトラックボール+3ボタンで、メーカーとしてはプレゼンでの仕様を想定しているようだ。まぁな、マウスとして使えなくはないけどドラッグとかできねぇしな。
ただこれ、到達距離がなんと 10m なんですけど・・・実売¥13,800。
危険度ランクAAA


2000/8/11(金)

世間一般に言うお盆休みに便乗して夏休みをとることにした。
色々な意味で学生時代と変わってきた環境だが、結局のところ帰省してもすることがないという点は変わらない。
そもそも先祖とか親戚とかっていう意識が極めて希薄な家庭に育ったからな。見えもしねぇ血のつながりなんかより実際に時間や感情を共有してきた育ての親とか友人の方が大事だろ。まぁ育ての親は普通、血がつながってるもんだけどよ。

ところで、先日またワイヤレスマウスを購入した。これはミツミの電波式のやつで、実は結構前から興味を持っていて手配はしていたんだ。Web に妙に詳細な仕様が公開されている割りに小売店では目にすることも無い。
それからあの画一的なデザイン、NECのデスクトップパソコンへのバンドル、これらの事実からある程度推測されて然るべき状況、それが見えてくるまでに無駄な時間を費やしてしまったのだ。

とりあえずは近所の量販店で在庫が無いことを確認し、価格と納期の調査を依頼する。1営業日で返答があり、「問屋で扱っていないので解らない」とのこと。
扱っていない?

次にミツミのサポートへ直接メールで問い合わせ。ここのサポートは面白いことにメールのみ。
電話での対応はしないそうだ。俺にとっては都合がいいが世間一般にメールはそこまで常識なのか?
まぁいいや。しかし「どのマウスについての質問ですか?」というようなドロップダウンメニューに当該マウスがすでに存在しない。
半ば諦めながら問い合わせたところ、不必要なほどに親切な(褒めてます)返事がすぐに返ってきました。

内容としてはまず、「N○C への OEM で出してる商品なのでミツミでは売っていない」 こと、それから NEC で売っている型式に定価。
通常これだけ教えてくれれば必要にして十分と言ったところだろ。ていうか定価も自分で調べりゃいいじゃん?
しかしミツミのサポートの人はさらに実売価格と実際に売っているオンラインショップ(NECのな)の URL まで書いてくれた。

サポートの人間だって一人じゃないだろうから、たかだか2、3回の対応を以って「T芝のサポートは悪い」だの「国内ではM下が最高だろ」とか言うのはどうかと思うけど、客側としては1回の対応で印象が決まるのはしょうがねぇよな。会社側が徹底することだ。
そういう意味で、今までいまいち信用してなかった(※)ミツミの株、俺内株式市場で急上昇。

※・・・だって「マウス市場の 80% がミツミのマウスです」とか書かれても信用しねぇよ。

さて肝心の性能はというと、4m くらい届きますね。
そもそもなんでこんな高価な(実売で \8,800 )に興味を持ったかというと3つあって、1つには「通信可能距離 2m 」って書いてあったこと。
大したことないと思うだろうけど、基本的に電波式のワイヤレスマウスは公称値はすべて1m 以下でした。
実質3〜4m クラスの松下や Logicool もスペック上は1m なの。だから NEC の「2m 」は放っては置けないぞ。ていうかミツミの Web のデータシートでは2〜5m って書いてあったし。
2つ目の理由は SS 方式だろうねぇ。実は原理的なことはあんまり理解してないんだけど、興味だけは凄くあるからね。周波数が同じまま複数の機器を使っても符合が違えば原理的には混信しねぇはず。こいつは符号を 2bit(4パターン)で設定できます。
3つ目は今更後に退けないっていう意地。それだけ。うへへへ。


2000/8/9(水)

NTT に IP 接続の申し込みをしてから今日で二週間だ。今日何の連絡もなければ問い合わせメールを再送しようかとかメール○ムだとかハッキンとかファッキ(略

兎にも角にも電話がつながらない。今日の戦績は一段目のガイダンスまで通ったのが5回、話中が9回。
そのくせ5時にはきっちり「本日のお申し込みは終了・・・」に切り替えることだけは抜かりない。
だんだん昔のクソーテックのノリが蘇って来たりしてたんだけど、家へ帰ってきたら NTT 東日本からメールが。おおお!やっとか。

よろこんだのは5秒くらいだった。

要するに「設備が整わないので増強するまで待ってくれ」とのこと。やだって言っても待たせんべが!

i モードの時もそうだったけどよ、あれだけ派手に広告打って人を煽っておいていざ客が来たら狭くて入れませんじゃぁ
商売になってねぇ
よ。いや真面目な話。
たま○っちじゃないんだからプレミアなんかつかないよ。まぁあれもセガバ○ダイが儲かったわけじゃないけど。


2000/8/7(月)

NTTのTは殿様のT

NTT 期待の IP 接続サービスフレッツ ISDN に Web 上からお申し込みしたのが先週の水曜日。以下表の通り。

木・金・土
連絡を待つ。ひたすら待つ。連絡無し。メールも無し。

日・月・火
ひたすら待つ。待ちきれなくなって NTT にメールで催促する。電話もメールも無し。

電話もメールも無し。ついに電話するもつながらず。
ちなみにこの番号にかけると、自動応答のガイダンスで「お申し込みの方は1番を、〜」と案内され、指示に従って9(お問い合わせ)を押すと「オペレータにおつなぎします」と言ったっきりつなぎゃしねぇ。

電話もメールも無し。電話攻勢を継続。本日より1日5本以上を目標とする。
仕事をさぼってまで社会人キラー時間帯を外しているにも関わらず一回たりとも応答せず。

電話もメールも・・・いいかげん向こうからの連絡は諦めかけてきた。
9時〜5時というタダでさえ狭い時間帯なのに9時代に電話しても呼び出し音が虚しく響く。・・・おい。

土・日
殿様はどうせ商売していないので諦めて待つ。忍耐と諦観の狭間を体験する。

午前。今まではつながっていた一段目のガイダンスが 「ただいまこの方面は非常に混み合っております」 というわけの解らないものに変わっていた。同時に NTT のフレッツ公式サイトでも 「お申し込みから数日かかる場合が〜」 という取ってつけたような文面がこっそり追加されている。もう数日どころじゃないんですけど。再び殺意の波動に支配される。
午後。その一段目すらつながらなくなった・・・常に話中音。さすがに頭に来て午後だけで 10 回以上のコールを繰り返し無駄にバッテリを消耗させる。

フレッツ(FLET'S)っていう名称の由来は
「定額料金(Flat)で、インターネットを楽しんでいただく(Friendly)、柔軟な(Flexible)環境をご提供〜」
ということらしいっすけど、きっと 「愚かで(Foolish)いらだたせる(Fret)環境を〜」 の間違いですな。

NTTとはNot Today or Tomorrow(今日でもない、明日でもない)の略です。


2000/8/3(木)

仕事の途中でちょっと使ってみたくなった回路シミュレーションソフトが雑誌の付録 CD-ROM に入っていた。
時は白昼、仕事時。場所は戦場、マイデスク。マシンは・・・リブレ、ステイメン(本体のみ、の意)。
とりあえず、そのアプリは仕事用のデスクトップへ移したものの、使いたいのは別の部屋なのでぜひともリブレットに入れて持っていきたい、しかし肝心のリブレットは CD-ROM はおろか FDD すらパージした状態。っつーか家でも会社でも LAN で使用していたのでここ数ヶ月 FDD なんぞどこへ行ったのか俺も知らない。
じゃぁ LAN で持ってくればいいじゃん、って、ごめんよぉ!今日は LAN カードも USB LINK ケーブルも忘れてきたんだよぉ!

あとは・・・IrDA(赤外線通信)か・・・(-_-;

データ容量10MBなんだよな・・・
無理。

最後の手段は・・・ニヤリ。
向かいの人が俺と同じ(もちろん今日は忘れてきた)MC-6550 を持っているね。ニヤリ。

正解は、「会社から bunbuntown にアップロードして、その後 PHS を使ってダウンロードした」でした(爆)
いかに 64K といえど実効値はせいぜい 60K くらいだべ。つーか所詮ベストエフォート、誰か2人が通信を始めればいきなり 32K、それも実行値で 29K 程度まで落ちるわけで、事実上平均で 40K ちょい。単位を直して 6KB/秒 程度がいいところだ。
となると 分速 360KB だから、28.4分(爆)

実際にそれくらい(恐ろしいことにほぼこの概算どおりだった)の時間を費やしてダウンロードした自分が一番怖い。


2000/8/1(火)

晴れ。心は雨。
帰りにDos/V マガジンを買ってびっくり、「マウス特集」だとー!
ワイヤレスマウスもかなり網羅されている。どうやらやられてしまったようだ。
俺が手を抜いた赤外線系も抜かりは無い。・・・負けた。つーか君、タイミング良すぎ!せっかくワイヤレスマウス徹底検証ページを作成中だったのに(T-T)
このままではとてもマニアックスなどと名乗れませんぞ。

ふと振り返れば背後には死屍累々マウスの山、彼らの死を(死んでねぇよ)無駄にしないためには(例によって)突き進むしか・・・って、今回はどっちへ突き進もうかにゃ〜。
赤外線も全部買う?しかしミツミはともかく、赤外線のくせに妙に高いビクター犬は買いたくねぇなぁ。のび太のくせに・・・。

逆に赤外線をすっぱりと切り捨てて、電波方式に特化した内容にするか。微弱電波と特定小電力電波の違いからお勉強するページに・・・まぁ追い追い考えるとしますかね。

しかし悔しいなぁ・・・さすがに職業でやってる連中にはかなわねぇしな。あれ?内容的には俺がやってるのと大差ないんじゃん?(笑)
そもそも電波状況なんてまったくもって特定不能だからあんまり参考にならないし。
実際測ってみるとさ、飛距離が 50% 以上の幅で増減するんだぜ。迷惑千番。

ちなみに V マガの記事を読んでの感想を申しますと、書いてある値よりもうちょっと届くと思います。たぶん編集部ってのは電波的にかなりの劣悪環境なんじゃないでしょうか。
と言ってもうちの会社のような、そっち系のオフィスの場合は編集部と大差無いと考えられますので V マグが参考になりますね。
俺は今のところ、目的の PC 一台以外は電磁波を発するものをなるべく排除して行っております。

あと赤外線方式は入射角何度とかって書いてたけど、上下はまったくダメだからね。フォトダイオードの感度なんてたいてい(最大値の 80% で)正面から 30 度づつ、計 60 度程度しかない。これを発信側や受信側の素子を増設することでなんとか拡大してるわけだけど、そういう工夫は上下にはやってないから。

あとはまぁ、分解するしかないわな。
過去、時計、テレビ、ラジカセ、分解しないで済ませたものの方が少ない我々機械科としては!中身を見ないで性能を語るなど言語道断!
我等、ビッグファイヤーのために!
古くはファミコンを親の目から隠すために基盤を取り出して別の箱に入れたり、ああブルボンのクッキーの箱からカセットが突き出してる光景は良く考えると異様だなぁ(笑)
当然プレステも分解してチップを実装し(検閲)

閑話。
実は Bluetooth も押さえておきたいんだよね。個人的には。cdma犬 とかも含めて SS 方式はまとめておきたいし。
ただ 2.4GHz 帯ってなあ、もう乱立してんじゃん?Bluetooth の転送速度の実験(ソースは失念したので思い出したら追記する)によれば実測値で 500〜600kbps 出ていた転送レートが隣で電子レンジを使うと半減し、さらに IEEE802.11b の無線LANを使用すると,100k〜200 kbps まで落ちたんだそうだ。

で、結論が「電子レンジからは3m 以上離しましょう」(爆)
え、ここ笑うとこじゃないの?
ざっと原理を比べたところではむしろ無線LANの方が影響受けそうなんだが・・・

本日、度々登場した「犬」は別に文字化けでも誤植でもございません。たいした意味はありませんので悪しからず。