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日記帳(2006.9)

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2006/9/24(日)

急遽(ママが)思い立って、動物園へ行ってきました。
(ママが)超早起きして(ママが)お弁当をこしらえ、近場の多摩動物園へ。
都合三度目の動物園ですが、今回はもえぞうも乗り気。
保育園で個々人を識別するマークが動物なのですが、もえぞうは「きりんさん」なので今日の目当てはきりんさんです。
あとぞうさん。
本人曰く「ライオンさんは怖いから〜ぞうさんときりんさんだけみる」とのこと。

中略

多摩動物園の長所は広いことで、短所は広いことです。
疲れる。しかも高低差がすごい。というか山そのもの。
でね、やっぱり子供の視界的に「遠くの方で動物さんが自然そのままの姿でくつろいでいる」のを眺めるのは退屈なんすよね。。。
昔ながらの狭い檻で間近に見えればまだ凝視するんですけど。

いや狭い檻がいいってわけじゃないよ。
もえぞうはさっさと飽きて柵の手前に落ちていた枯葉を拾い集めて遊んでいました。
あとぞうさんの柵が手ごろな高さだったので柵につかまって縁石を伝い歩く自分内ゲームに夢中。

夜、お風呂で「今日どこいったの?」と聞いてみると・・・

「今日ね〜、今日ね〜、
  お弁当たべにいった!」

orz


2006/9/19(火)

もえぞうのわがままさんはどうしたものか。

自宅で大人に対してわがままなのは別に構わんと思っていたのですが、マンションの共用ルームなどで共通のおもちゃを独占して離さない。さらには他人が遊んでいるおもちゃを強奪するのです。
これはいかんなぁ。

それと嫉妬心もメラメラ燃やします。
保育園へは俺が連れて行くのですが、俺が他の子と挨拶している(※)と、間に割って入って「だめ!さわっちゃだめ!」といって両手でその子を押してしまうのです。
挙句、突き飛ばして転ばせてしまう。

こっちの方はまだかわいいもんですが・・・

※・・・「挨拶している」というのは正確ではなく、互いに言葉は通じないため各々勝手に話しかけ、帰ってきた謎のレスポンスを自分内で都合の良いように解釈して笑顔を返す。
異文化交流の原点がここにある。


それはそうと、「容疑者Xの献身」(東野圭吾)を読みましたよ。
予想を超えた事実、見事に盲点をついたミスリード、それも地の文ではなくきちんと登場人物の行動によって行われるためインパクトあります。
まぁなんていうか、ここに出てくるような完璧な数学者タイプを現実で知らんものでリアリティがいまいち感じられんのですが、それは単に俺の周りにいないだけで大学なんかには山ほどいるのかもしれません。
だからリアリティに関しては評価不能、かな。
それを抜きにして評価すると「お勧め」になりますか。
唯一にして最大の不満点は最後の手紙です。東野氏は基本的に作品中の主人公に独白をさせない。特に犯人による自白=真実はひとつ!みたいな大団円にはしない(※)人なので、これは読後感を良くするために出版側の都合で無理矢理追加したんじゃないかなぁ(’’

※そういう作品もあるけど。雪の山荘とか。

なんか最後だけ「らしくない」エピソードでした。


2006/9/14(水)

ここのところニュースを騒がせているのが飲酒運転。
なぜか公務員の飲酒運転に対する甘さばかりが取り沙汰されていますが、公務員だからとか関係ないべ。
酒気帯びで捕まったら一生免許持てないとか、そのくらいすべき。

タクシーの窓に

 「知っていますか?酒気帯び運転は罰金50万円以下」

と書いてあったんですが、それは表現が微妙すぎて読み方によっては最低50万の捨て銭があれば飲んで運転してOKよと解釈できます。
まま、罪刑法定主義自体がその危険を孕んでいるわけですが。

という感じで、もちろん酒気帯び運転は規制強化してほしい派ですが、疑問点もいくつか浮かびます。
まず、判断を鈍らせるという効果自体、個体差が極めて大きい上に定量的に判断できない。
先日ロシアかどこかで普通なら入院コースの血中濃度で平気で運転してた人が逮捕されてましたが、俺の場合はコップ半分でダウンです。
飲んで何時間後、というのも代謝機能の個体差がこれまた大きいので無意味です。
水を同じ量飲めばOK?あほかと。加水分解に必要だから水はあったほうがいいけど、それで醒めるわけねーべ。

でね、今晩8時に俺がビール一杯飲んだとして、じゃぁいつになったら、どのような状態になったら?つまり何をトリガとして運転が許可されるのか、という問題です。

「判断力の低下」の判断を判断力が低下してる状態でできるわけがないのでこの命題はつまり、本人には判定不能になります。
外部の絶対的な基準が必要。

法的に言えば、アルコール濃度が「血液1ミリリットル中0.3r未満」かつ「呼気1リットル中0.15r未満」であればOK、しかしそんなんどうやって判断せいと。
抗アレルギー剤なんかにもよく注意書きで「車や機械の運転をしないこと」とか書いてあるんですけどね、再開できるタイミングが見極められないという問題が一つ。

もう一つは、「アルコールだけかい」という疑問です。
高齢ドライバーによる信じられないほどの不注意事故、しかも事故自体を認識していないという事件がありました。
本質は加齢による認識力の低下、言ってることは同じですよね。

さらに、一部メーカーが車の装備のマルチメディア化を言っていますが、裏を返せば運転中に運転以外のことに注力するきっかけを増やしてるんです。
ケータイによる通話然り、注意力の散逸です。言ってることは同じですよね。

もう一つ、根本的に注意力が欠如している再犯ドライバーの存在。
30km/h制限の道を90kでぶっ飛ばしながら片手でケータイ操作。
たとえ人身事故を起こしても、それは自分が注意していなかったからではなくて確率的に避け得なかった「不可抗力」だと本気で思っている。
沼澤氏の「殺人ドライバー」がpdfで公開されているようですが基本的に「事故ではなくて殺人事件だ」と仰っています。

ちょっと話が逸れ気味でしたが、法による刑罰の場合はバランスが重要ですので、こういった他の因子との兼ね合いが今後問題になってくるのではないかと思います。

バランスという点では飲酒ばっかり厳罰化したせいで相対的に轢き逃げの方がマシ→にげろ!になってるみたいですね。
そのうち轢き逃げも厳罰化→今度は障害残すより完全に死んでもらった方が後が軽い→戻って轢き直しとか増えそうでブルーですな。



2006/9/7(木)

皇室報道はいつもそうなんだけど、「日本中が」とか「列島が待ち望んだ」とか、てめーらで勝手に騒いでるだけで他人も同じだと思わないで欲しいです。
そらもうオリンピックでもワールドカップでも同じなんだけど、殊に皇室関係の報道だけは未だに敬語で埋め尽くされた表現が気に入らないんすよね。。。
天皇家が、ではなくて報道が、ね。

先日オーマイニュースの立ち上げに当たり鳥越氏が 「2ちゃん全てがゴミ溜めと言ったつもりはなくて、一部のひどい板のことだ」 と訂正していました。
その気持ちはすごく良く解るんだけど、あれは社会の縮図に過ぎないのだから、そう言ってしまったら全てが万事 「ゴミ溜めを抱えている」 ことになってしまうんですね。

というか、足元見てから物を言えと。
お笑い芸人の名前を冠したくっだらねーバラエティ(?)番組とか、他社のニュースソースを読むだけの他人のふんどし番組(新聞斜め読み系ね)とか公共の電波に乗せてごみばら撒いてんじゃねーか。
と。


閑話
ナビタイムというサービスがありまして、サイトはこちら
これが基本的にナビを意識したルート検索なんですが、いろいろと意欲的に機能拡張しています。
最近良く電車内の広告で見るんですが
放置車両重点取締区域や実施する時間帯までわかります
とか書いてるんです。
おまえな、放置車両を取り締まる意味わかってるのかと。
法の目をくぐり抜ける手助け致します!と堂々と告白する悪の広告なわけですが、取り締まられなければ迷惑駐車して良いなどと、世の中こんな悪の手先ばっかじゃないからね。勘違いしないでね子供たち。


2006/9/4(月)

ちょい鬱日記になりそうだ。
最近は仕事が単なる御用聞きというか板ばさみ状態で、クライアントからはあれもできるよねこれもできるよね技術的に可能だよね攻撃。
実行部隊からはまぁできますが人と時間(つまりはお金)がかかりますリスクがでかいです攻撃。
実行部隊の管理者からはその額では桁違いに赤ですつまりお受けできません攻撃。
そして契約上は委託なのに派遣並みに管理しないとできないプロトタイピングな発注形態をとろうとする会社。

俺にどうしろと。

学生時代は技術的に可能な機能を実装してこないメーカーはクズだと思っていた。

「時間が無い」は言い訳だと思っていた。

今更ながら「時は金なり」と言った人、すごいなぁ。。。。

俺はものを作りたい。
思いつきのアイデアを金にするコンテンツ屋を尊敬はするが(あと金銭的に妬むが)自分がそうなりたいとは思わない。
多少無茶な要求でも構わんから、まぁ無茶なものは無理ですと言うけどな、とにかく工夫して実現し、この世に存在する物を作り上げたい。
(そういう意味で工夫を囲い込んで金にする”特許”なるものは心から嫌い)

金銭的に言ったら上流工程へ行くほど勝ち組のはずなんだが、俺はどうしてもそちらを目指したいと思えないんだ。

仕様検討と称してWord、Excel、果てはPowerPoint三昧。
そんなものはエンジニアではない。

ハードもソフトも仕様書に書いたとおりになんて動かないし机上で何を探しても実際に動かさないで何が判るものか。


2006/9/3(日)

保育園の、保護者会の交流会。
プールに入ったりもしたんですけど、同期の子が頭から水をかぶって平気で笑っている!
もえぞうはお風呂で頭を洗う時も仰向けで髪の毛だけ濡らす方式じゃないと泣くのです。
負けてるぞもえぞう!

と、突き上げたせいか、今日のお風呂では
「お姉ちゃんだから、泣かない」
「もう泣かないよ」
ふぉー。
実際シャンプーを流す時は頭からざばー。
耐えました。

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あとね、まぁしばらく前からなんですが、比喩を使えるようになってるんですね。
リンゴをリンゴというだけの状態と、赤い丸をみて「リンゴみたい」と言える状態。
これはぜんっぜん違います。

まだ直喩ですがね。

昨日は髪の毛を頭の上で(手で)束ねて、「どきんちゃん(※)」と仰いました。

※・・・アンパンマンに出てくるキャラクタ。
二元論的にはバイキンマンと共に悪役だが、元々大した悪さをしていないことと引っ掻き回しキャラで人気なようです。


レベルアップ!!