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2025/12/07(日)

いろいろ近況報告。

車を買い替えます。
エスティマは気に入ってるけど、トヨタさんは後継を出さなかったので、、、
いろいろ探した結果、ホンダのステップワゴンにします。

放っておけばまだまだエスティマは使えた。
10年とか10万kmとか、まやかしですよ。
ケミカルと摩耗部品のメンテが重要。

なのにメンテどころかASSY交換も嫌がり、残クレ乗り換えをお勧めしてくるので仕方がない、乗り換えに動きました。

トヨタ本体の戦略のせいであってディーラーの販売員のせいじゃないんでね、まあケンカせずにサヨナラですわ。

他社のディーラーでも、販売員の言うことはだいたい決まっていて、ガソリン車のラインナップがあってもまずHEVしか説明しない。

昔のトヨタさんの電池は劣化が早くて〜、とか他社をdisって見せたりもするが、根本的に進化の止まった二次電池の容量密度やパワー密度に日々頭を悩ませてる技術者にテキトーな知識でドヤると、商談にすらならねー。

まあ販売員の仕事は車を買いに来た人か、買わなきゃいけないんだけど〜という人に自分の手持ちのカードの中で最善の手を案内するものであって
この車種のこの型式について他社のこれと定量的な比較を、などという指名買い客の相手は想定されていない。

てかもう、そんな客はおらんやろ。





2025/12/06(土)

いろいろ近況報告。

人間ドックで引っかかり精密検査送りです。

血液検査の方は再検査でパスしたんだけど、便潜血はアカンねぇ、、、大腸内視鏡で検査となりました。

汚い話なんやけど、腸の中を綺麗にせなならんので一日ゼリー飲料と素うどんだけで過ごし、一日絶食。
不味いポカリを2時間で2リットルという拷問に耐えて検査です。

結果待ち。

ここ数年で視力がガタ落ちしてる自覚はあるが、乱視だとあのCの字が横に重なって切れ目が見えないので裸眼視力以上に
あ、以下か
悪く判定されてしまう。

ランドルト環方式では測れない。

乱視は不便ですなぁ。





2025/11/01(土)

『風都探偵』の19巻を買ってきた。

正直なところ、個々のエピソードは特に目新しいものは無いし
それなりに特撮フォーマット、つまり悪の計画はよく失敗するので縦糸が進まない。
スピリッツもこんな感じで離脱したんだよな。

風都探偵は漫画オリジナルのキャラがあんまり立ってないからな、、、と
引き気味だったところに

まさかの尻彦さん!?

泣いた。
マジ泣いたわ。

ナスカとユートピア、デザイン的に一歩間違えばヒーロー側の怪人が相対するのも熱い!

TV版のキャラを引き摺り出して老害に迎合してるようじゃアカンでしよと
思わなくも無いけど
はっきり言ってしまえばそういう作品だと思います。
あらたなしじょうをかいたく!
ってコンセプトじゃ無いんで、これで良いと思う。





2025/10/25(土)

Switch2が届いた。
序盤の抽選に外れるたびにギャーギャー騒いでいた子供達も、届いてみると開梱もしない。
結局、2でなければ出来ない、待ち望んだキラーコンテンツってやつが無いからな。初代Switchで事足りてしまう。

俺は今、都市伝説解体センターにはまっていて
二周目を終えたところ。

その途中でSwitch2へのデータ移行をしたんだけど、特に問題なく続きを遊べた。
そして特に良い変化もなく。

ただ単にお高くなるだけなので、現行のSwitchで満足している人は無理に手を出すことはないと思います。

やたらと神格化されがちな任天堂だけど、64にしろGAME cubeにしろwii Uにしろ、ハードウェアの世代交代は結構失敗しています。





2025/09/22(月)

3Dプリンターと相変わらず楽しく戯れています。

数学屋と仲良くできないのは現実が好きだからなんだろうな。

マルカムには悪いけどフラクタルなんて妄想です。
リアス式海岸を拡大した時の砂のギザギザは海岸線と似ても似つかない。

物理的な寸法の制約は他の物理諸元を強固に拘束しているので、人間を巨大化してもウルトラマンの体型にはなれないし、切削工具を超小型化したからって相似形の超小型化モデルを削り出すことはできない。

質量は寸法の三乗で増えてしまい断面積は自乗でしか増えない、この重力下での大きさと重さには関係があるんです。

なので目指す成果物の形状は大きさによって変わってしまうし、大きさによって加工方法も違ってくる。

CADソフト上はいくらでも拡大縮小できてしまうので、勉強にはあまりよろしくないと思う、のだが手書きでも一度やらかして初めて覚えるのは

変わらんか。





2025/09/07(日)

「月に照り返されたときのみ、その太陽光にはブルーツ波が含まれる。
満月になると1700万ゼノという数値を超えるのだ」

ドラゴンボールらしからぬ凝った設定だが
殴り合いよりもこのセリフにワクワクした少年時代の俺様。






2025/08/15(金)

新人類はすでにサイボーグ化が進行していた。

我々20世紀の旧人類は「遠くを見ろ」と言われ、視力を重んじた。
平行光を前提に分角、つまり1/60°を解像できる能力を良し悪しの基準としてきたのだ。

子供達は皆、メガネ無しでは5m先のTVの文字もまともに読めない。
20世紀の感覚では近視である。

しかし彼ら新人類の視点ではなんら問題ではない。
彼らの視覚は一次撮像系と二次撮像系に分離され、一次撮像系は既にデジタル化されているからである。

授業中、黒板の字がよく見えない、そこでスマホを取り出してズーム撮像して見る。
裸眼では15cm先の液晶を見ているだけだから手元に合焦できれば事足りる。

彼らに言わせれば、視力2.0あっても地球の裏側は見えない。しかし一次撮像系が通信回線を経由してジェームズウェッブのデータを送ってくれれば、月の裏側から深宇宙を見ることもできる。裸眼などという二次撮像系はむしろ、平行光などより手元30cm以内の合焦に特化すべき、ということになる。
無限遠にピントを合わせて頑張ったところでせいぜい15kmしか見えないのだ。地球は丸いから。

そう言われてしまうと何か既に、手術を伴わないサイボーグ化が進行しているようで興味深い。






2025/08/14(木)

お盆で嫁さんの実家に帰省しつつ、空いた時間にプロジェクトヘイルメアリーを再読。

読書メーターで音階がご都合主義過ぎると指摘している人がいた。

言われてみると確かにその通りです。

上巻の範囲では周波数そのものには言及していないし、いちいちフーリエ変換して解読しつつ会話してるので、Cやら Aやらの表現は概念ですと好意的に解釈もできるのだが

下巻に差し掛かると

設定を忘れちゃったのか、 Aメジャー5とかGマイナー7とか言い出す。
挙句は「声のトーンがほんの少し高い」とか、設定上それは無理ではという表現が飛び出す。

エントリープラグの中はLCLで満たされているはずなのに汗や血が飛んだり、水素燃料や原子力で動いている設定の特撮マシンがその辺のガソスタで給油してたり、設定はそのうち忘れられて演出によって上書きされてしまうもの。
この辺は単に雑だなと思う。

雑なだけで、少し文章を書き直せば解消できる。

たった数十年という狭いフレームの中で二人が出会った偶然も、まぁ偶然出会ったからこそ生まれた物語を切り取ったのだから、と言われれば有りは有り。

受け入れ難いのはキセノナイトという都合良すぎる存在。
ここにえいや!と目をつぶらないと、話が始まらない。

SFはどこにリアリティを求めるか、どこにフィクションを許容するかで見方が変わる。

ヘイルメアリーはもう、ベタ褒めしないと火炙りにされそうなくらい持ち上げられてしまったのでネガティブなことは書けないけど、みなさんもう少し冷静に突っ込んであげても良いのでは?と思う。

タウメーバがどこから脱走したのか突き止めるための対照実験は、何と何を比較していたか理解して読んでますか?





2025/08/12(火)

映画「メッセージ」を観た。

またよくわからん終わり方で、時系列が混乱したので見直して、結果として時系列を狂わせることがテーマなのだと理解した。

リドリースコットのように画の美しさに拘って細部を無視する監督が時系列の矛盾を生み出してしまうことは多々あるので映画はどこまで本気で画面から情報を得るべきか、予習が必要だ。

この点、メッセージにおける時系列の混乱は意図的なものだと理解できたものの、画作りに拘って「なんで解決したのかわからない」というまた別の問題にハマってしまった。

翻訳もの?かと思わせておいてそんなこともなかったし、12の逆数が何?って感じ。
まったくついていけず俺様置いてけぼり。

またあれか、原作を読んでみたくなってしまうやつか。。。






2025/07/20(日)

「AはBである」
という命題を議論せずに押し付ける便利な詐術、それは論点をずらすことだ。

タイトルを 「なぜAはBなのか」 と変更する。これだけ。

実際にはAはBではない、むしろ本来はBなのか否かを議論すべき局面なのだが、こうすることで
「既に全人類がA=Bと認識している」 のであり 「異を唱えるどころか疑問を呈することすら恥ずかしいことだ」 と錯覚させ議論を封じることができる。

極めて汎用性が高く、多くの亜種がある。

「AがBであるN個の理由」
などとして理由側に全振りしているもの

逆に
「AがBしたことによるC」
のように結果側に振ったものもある。


いずれも目的は変わらない。
「AがBって、ほんと?」という議論から目を逸らせることだ。

有名になったのは2005年のベストセラー「さおだけ屋はなぜ潰れないのか」だと思うが、この詐術自体は新しいものではない。

「だから巨人ファンはバカなのだ」
物議を醸した青島幸男のエッセイ集は1976年だ。

この構文を見かけたら身を護るため、議題そのものを疑うべき。
そしてなによりもこういう議論を振りかけてくる相手を疑うべきである。

「AはBか?」の本題を、怪しいデータをこねくり回して真面目に騙そうとする理系の詐欺よりも
論点を巧妙にすり替えることで議論すらしない文系の方が、詐術として優れている。

優秀な理系さんたちはコロっと引っかかって「なぜ」のところの議論に本気を出してしまう。
闘牛のような感じだね。





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26-Feb.2023