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2017/01/02(月)
wena wristレビューその3
メカ的にどうか。
これ、最後に回そうと思ってたのですが身に着けていて一番体感できちゃうので先にします。
これね、めっちゃ重いです。
実測で142g
それがどの程度かっていうと、前に使っていたPebbleが39gなので4倍以上
その前に使っていたキーインテグレーテッド(略はそれなりに金属バンドなのだが、81g
さらに倍近い。
マニアックなものばっか並べてもアレなので一般的なものを出すと、Miniじゃないなりに小さいG-SHOCKで40gくらい。
ほぼPebbleがこのクラスなんです。
CASIO系でクッソ重いのが全ステンレスのMR-G、これが140gつまり、wenaがこの重さ。
MR-Gは昔嫁さんにもらってウキウキで使ってたんだけど、それでも無理だった。
さすがに重いっす。
腕時計としては法外な重さというわけじゃない。重い時計はそりゃいっぱいあります。
んだけど、「3日で慣れた」系のレビューを信じるのは危険。
前後しちゃうけど、wenaの3つの機能の内、「通知」はかなり重要。そして光と振動で知らせますと言っちゃったって袖の中で光って誰が気付くわけでもなし、振動なんですね。
BluetoothでリンクしてスマホのNotificationを拾って振動します、それは今ではごくごく普通の機能、そしてたぶん、一番重要な機能。
まーその辺は別途挙げるとして、ふつうのスマートウォッチは時計のヘッド部分が震えるんですよ。
でもこれ、本体はバンドのバックルですからね。震えるのもバックルです。
バックルが腕から離れていると、結構気付かないことがあるのです。
通知の話とは別で、これは腕時計としての機構的な話。
腕時計って、必ずしも腕に密着しないじゃないですか。
樹脂バンドだって穴の位置でステップが決まってしまうし、その点は変わらない。だからPebbleだって腕が浮腫んでいない朝はスカスカだったりします。
んだけど、Pebbleは最も重いヘッドが振動して、さらに樹脂ケースに樹脂バンドなもんで全体が弾性結合していて、「ぶーん」と伝わるんですな。
そこにwenaを並べて実験してみよう。
金属バンドの特定のコマだけが振動し、腕への締め付けが緩い状況、特に運転していてヘッドが上に来ている時なんかは振動するコマが物理的にアイソレートされているので、「ビィーン!」と甲高い金属音とともに、そこだけが虚しく振動します。
そんな実験してて注目してりゃ気付くけどねwww
それにしても金属筐体は刺激的ですな。
腕に当たる部品と反対側の部品をアイソレートして外側をアンテナにしてるとか、いろいろ細工は施しているみたいですが、できるもんなんですね。SUSだもんなぁ。
イカス。
重い左腕を引きずって今日も愛用しております。
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