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■ Magforce MF-0207 / Mini RollyPoly ■


■購入日
2018年2月頃

■購入店
Yahoo!ショッピング経由、シービーズ

■購入価格
\2,570.

■長所
小さく折り畳めるところ。

■短所
500mlのペットボトルには「大きすぎる」点。(Hazard4の奴と同じく)
生地が硬くて折りたたむのが大変。
ドローコードがゴムで事実上絞れない。

■画像と感想
外観と寸法

折り畳んだ状態で幅70、高さ80、厚さ60mmといったところ。
手前のタブを引っ張り上げるとべりべりと面ファスナーを引っ張り上げて


展開する。
この開いた状態でMagforceのタグが正位置で読めることに注目。

このまま折り畳まれていた下半分をくるくるっと開く。
しかし実際には素材がゴワゴワなので簡単には開かないが


こうなる。
手前に見えているのが底面で、比較的大きな水抜き穴が存在感あります。


完全に展開すると、深さ200mm、入り口はφ90mmが入りそうなので、おそらくはナルゲンの1リッターボトル用と思われる。

通常の500mlペットボトルだと完全に埋没してしまうのはHazard4のやつと同じ。
しかし後述するけどこのポーチは致命的な使いにくさがある。


裏面。
Magforceは「何にでも取り付けられるように」と変態的なインタフェースに拘っていて、まず付属のクリップで縦ベルトに直接ぶら下げる。
この画像では手前に倒れているので見えないが、National Moldingのsiamese slik clipというやつ。
CONDORでも使っていたと思った。
それからMOLLE互換のウェビングを1列備えているので、相手が縦ベルトならここに縫い付けても良い、さらに自社の縦ベルトMXLOCKと呼んでいるが先端がスナップボタンになった縦ウェビングが付属しているので一般的なポーチ、バックパックへの取り付けは問題なくできる。
さらにこのMOLLEの裏がヌケているのでベルトに通すこともできるよ、的な至れり尽くせり系。

でも1リットルをぶら下げるのは当然ながら結構偏った重量物なので、場所と方法を良く考えないと肩や腰が死ぬ。
またHazard4と違ってMOLLEが1列しかないので大概、斜めに傾く。


一番の問題点がここ。
前述のとおりφ90で大きく開口した口に適当に突っ込んだ後、ドローコードで「きゅっ」と締めればなんでも収納できる。
はずなのだが、なぜかこの商品はゴムひも。
引っ張ってもゴムが伸びるだけで、前述のとおりゴワゴワ生地のポーチそのものはぜんぜん締まってくれません。


折り畳めない点を除き同じコンセプトのHazard4のやつは、同じ1000Dナイロンと謳いながら元々ソフトな生地。
それ以上に、この入り口の絞りは薄いナイロンの別パーツだし、伸縮性の無い紐でするするっと絞ることができる。

■総評
Hazard4のボトルケースはお値段が倍するし、水抜き穴が無いのでお上品な感じ。
こちらのRollyPolyは安くて小さく畳めて水抜きもできて実用本位な感じ。
ただ一点、入り口が絞れないのが珠に傷すぎる。

ちなみにローリーポーリーは辞書を引いてみると「起き上がりこぼし」「ずんぐりむっくりな子供」ふーん、よくわからん。
一般的な表記はRoly-polyだけど、そのままだと何かに抵触するから敢えてRollyなんでしょう。
Rollするし。



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