MY PCへ

人柱へ

人柱


●CPUクロックアップ

目的
私のマシンはPentiumU-266(Klamathコアらしい)なのでクロックアップして某氏の333を抜く。

実験器具
うちの唯一のCPU。これひとつなので飛んだら買い替え決定。   
HDBENCH(2.610)。ベンチマークソフト。

実験手順
マザボがP2Bなので全てジャンパによる切り替え。SCSIケーブルが死ぬほど邪魔。
1.ベースクロックを100、倍率を2.5にして起動テスト。この際内部クロックはデフォルトより低い250になる計算。
2.ベースクロックを100、倍率を3.0にして起動。内部クロックは300MHz。常用するならこのくらいか。
3.ベースクロックを100、倍率を3.5にして起動。内部クロックは350MHz。ノーマルなのでたぶん無理。
4.ベースクロックを66、倍率5.0で起動。内部クロックは333MHz。PenU266は倍率が4.0を上限としているので無理そう。
5.ベースクロックを103、倍率3.0で起動。内部クロックは309MHz。このくらいはいけそう。
6.ベースクロックを112、倍率を3.0にして起動。336MHzでの起動を目指す。

実験結果
以下に表にします。
FSBRatio結果概要
1002.5起動問題無し。hdbenchはallが若干上昇。
1003.0起動成功。hdbenchはallと円、CPU、Memoryが上昇。
1003.5起動不能。WindowsどころかBIOSも上がってこない(T-T)ので電ブチ。→デフォルトに戻して生存を確認。
665.05.0の倍率はキャンセルされ、なぜか2.0倍の133MHzで起動。大幅なクロックダウン。
1033.0起動成功。ベンチマークの数値は300MHzのときとほとんど同じ。
1123.0起動不能。BIOSも上がってこない。

考察
手順1.では内部クロックを若干落としてもベースクロックを100MHzに引き上げた影響でベンチマーク上では高速化している。
2.および5.では順当なクロックアップに成功している。また3.および6.では目標の333オーバーはかなり困難であることがわかった(T-T)。
一方、PenUは倍率固定という話であったが、デフォルトの4.0より下の倍率には設定できたので実験4.ではその上の5.0倍を試してみた。が、これはキャンセルされ、2.0倍に自動設定されてしまった。上側は固定されているようだ。ちなみに現在のDeschutesコアのPentiumUは完全に倍率が固定されていてベースクロックを変更する以外ないらしい。

後日談になるが、この実験ではいわゆるバーニングテストというの?CPUを酷使しての熱暴走テストをしていなかった。この後、100*3.0でしばらく常用していたのだが、ネットゲームで対戦中にWindows自体が落ちるというやばいオチかたを繰り返した。どうやら熱暴走らしい(T-T)。それでもマザボもメモリもベースクロック100MHz対応品を買っているので、つまりベースクロックに関する限りCPUがネックという情けない事態に陥っているわけで、なんとしても100MHzベースで駆動したい。
よってFANの追加による冷却強化を目指すことに。
それからコア電圧の変更については不勉強なので無期限延期。現在はデフォルトの2.8V。


参考HP
牛乳倶楽部・・・P2Bマザーについて、いろいろご教示いただきました。

PC改造工房・・・特に冷却関係が面白いです。液化炭酸ガスまでやってます。