> TOP > PC Zone > 人柱
人柱


●CPUクロックアップ3

目的
新たに購入したCPU、celeron-300Aを使用し、450MHzにクロックアップする。

実験器具
celeron-300A(SL2WM)   
マスキング用のテープ

実験手順   
1.旧CPU(Pentium2)で起動してマザーボード(P2B)のBIOSのアップデートをする。   
2.CPUを換装。   
3.定格のFSB66MHz*倍率4.5、内部クロック300MHzで起動し、ベンチマークをとる。   
4.ノーマルでどこまで行けるかテスト。   
5.適宜電圧を上げ、450MHzで使用可能かテスト。

実験結果
1.BIOSを1.005以降のものにアップしないとメンドシノは認識されない。1998/12/10現在で1.006の最終版と、1.007のβ版がリリースされているので1.006にアップデート。参考にしたHP参照。

2.CPUを物理的に付け替え。リテンションキットがきつくて大変。使用したヒートシンクの形状も手伝ってかなりてこずることになった。が、無事終了。

  

3.定格での起動は無事。なお、一連のベンチマーク結果は以下の通り。
 
CPU内部クロック浮動小数点整数演算メモリ
266MHz216431717013958
300MHz243491933015699
337MHz273402170617639
450MHz365692900423611
266→450約69%上昇

4.ノーマルではFSB75MHzでの起動を確認、ただし時折異常な挙動が見られた。元々P2BではFSB75MHzの時はPCIのクロックが1/2(37.5MHz)に設定されてしまうので危険が伴うようだ。同様にFSB83.3MHzではPCIが41.65というさらに危険な設定なのでやめ、そして本命のFSB100MHzではWindowsの旗でコケる。

  

5.先駆者のHPを参考にしつつCPU端子にマスキングを施し、コア電圧を上げて行く。0.2Vの電圧アップにより、450MHzでの起動が可能になった。

考察・感想
当たりの報告があったという「44週コスタ」を合言葉に買ってきたメンドシノだが、最初っからそんな当たりを引けるわけもなかったようだ。が、当初の目的「450MHzで常用」は達成したので(その後、ゲームで負荷を掛けて一応の耐久テストもしている)合格とし、次のステップへ進むことにする。→To be continued


参考HP
TTR FACTRY・・・BIOSのアップデートの手順が細かく掲載されています。初めてだった私も問題なく実行できました。
  
牛乳倶楽部・・・同様にBIOSのアップデートに関する情報、ならびに昇圧の方法について参考にさせていただきました。
  
あーちゃんの部屋・・・私をそそのかしてくれました(笑)。もともとこの人の情報を元にメンドシノを購入しています。