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2017/02/01(水)

wena wristのレビューその4

通知機能について。
約一ヶ月使いました。

結論は、「便利と不便の一線は超えたが、個人的には不足」です。

俺の生活にはpebbleの合理性が最適解でした。

まず、一線は越えているのは間違いありません。
スマホの宿命、着信やメール、LINEトークに気付かないという問題は通知の振動で救済されます。
これはもう、イチかゼロかの端的な問題で、ほぼ確実に通知できているので満足です。

まぁ時々謎の振動誤爆はありますが大したことじゃない。


で、不足とは何か。

二つあります。
一つ目は、対応のレベル判断ができないというもの。

アクティブにスマホを使う場合は取り出すので、今、問題にしているのはパッシブな使い方、つまり待ち受けです。

この場合、対応はレベルがあります。
端的に言えば、来たことを知ることで目的を終えるものと、何か自分でアクションを起こす必要があるものです。

そのレベル分けを何でするか、という話です。

振動の回数とLEDの色を設定しておけば、通知がメールかショートメッセージか着呼か、その判別は付きます。なので電話なら出るがメールなら後でいいか、というレベルの判断は可能です。

しかしpebbleではショートメッセージやメールの表題くらいは表示してくれていたので、内容で対応要否の判断ができました。
wenaの場合、スマホを取り出して見ないと内容での判断ができません。

これは程度の問題ですが、俺は不便に感じます。
そして一ヶ月経っても慣れません。

こちらからメッセージを送ってスマホをバッグにしまったその直後にブーンと振動が。
その時、相手からの返事が「了解」なら取り出すまでもないのですが、wenaではわからない。


二つ目は時間を遡れない点です。

ブーンと震えた、その瞬間に手首を返して見れば色も見えますが、その数秒が過ぎてしまうと「何が来たのか」を知る術がありません。
もっと言うと腕でも振動したという錯覚、ガラケー時代のエア着信は健在で、「通知、あったかな?」と腕を見る。
しかしwenaにはそういった時に巻き戻してみるインタフェースは存在しないのでやはりスマホを取り出すことになります。

圏外から復帰した時のバイブ通知、万歩計が10000歩到達したときのバイブ通知、さらに明らかにどれでもない誤爆通知も加わり、空振りはしばしばあります。

通知機能に関する限り、wenaは不十分です。

解って買っているので文句を言ってるわけじゃないですよ。
購入の参考にされる場合は、便利ではない状況をリアルに感じて頂きたい。

次回は電子マネー。





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