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2017/12/03(日)
またマニアックな本の紹介。
『ロングウォーク』というハードカバーが邦訳されている。
米軍のEOD(爆弾処理班)だった人の回顧録、というか、本人曰く頭がおかしくなっちゃった人の、悩める日常。
半分はリアルな中東の日常で、描写がイチイチ頭オカシイが、そのぶんリアルなもの。
足が箱に入ってるし。
普段、我々が想像する爆弾処理とのイメージの違い、根本的な発見がきっとある。
仕事で、やれ安全安心だの謳ってる人間は読んでおくべき。
そして残り半分は、物理的な損傷対策だけは万全だったため、却って間近で衝撃波を受け続けたノーミソがやられてしまった人と、その家族の苦悩。
しかしこれがまた、物語として読ませる筆力がものすごい。
えーなに?なに言ってんの頭オカシイの?と思いながら読み流して行くと、強烈なリッキーとの邂逅。
まぁ、ネタバレがどうこういう話では無いけど、余計な事は言わぬが華。
グロい描写はきついけどね。
2017/12/30(土)
仕事の都合で突然の出張でした。
1泊3日の突貫作業。
徹夜なんて久しぶりですな。
まあいろいろ大変ではあったけど、解決したし、徹夜は結果であって必要な時間に必要な作業をするのは合理的だ。
一律作業時間を決めて、何時になったら帰れと追い出す勘違いワークライフバランス宗教にはウンザリだし、時間は流れているものであって、時刻という刻みや節目はただ単に人間が自分の作った時計によって自縄自縛してるだけなのだと、思い出せて良い。
何時に何をする、のではない。
この作業に何時間かかる、のであって、時刻は単に着手と作業時間の結果でしかない。
今回は先発隊が手を焼いているところに夜乗り込んで、そこから開始。
23時59分と00時00分の境目に、何の意味もないただ作業中に過ぎ去る1分。
世間は年末休業なのにと嘆く気持ちも無くはないが、同じ意味で年末年始とてただ流れ去る時間に過ぎず、寒い以外に特別な何かがあるわけでもない。
そういう実感が取り戻せただけでも価値はあったかなと、思います。
2017/12/31(日)
出張から帰り、徹夜明けで眠いはずなのに眠れない壊れた時間を過ごす。
嫁さんは子供達を連れて実家に帰ってしまった。
なんか悲惨な感じな、あれ?これは30日の話だ。
昨日の続きが長く、今まだ31時なう、そんな狂った感覚のまま、今日が来ずに昨日から直接明日になった、それが今の感覚。
これ、「ロングウォーク」の名台詞。でも仕事の忙しさを、他の大事な何かより優先したことのある大人なら、みんな何となく解る感覚。
朝4時に起きてシャワーを浴び、何と無くリセットされた気分、だよな、と自分を騙す。
嫁さんと子供達を追って今年も埼玉へ。
ところで最近、小さめのバッグを買いましたよ。
嫁さんは「小さ過ぎじゃない?」と言うのだが、財布とメモ帳が入ればそれでいい。
そんなのを買いました。
あまりメジャーとは言えないミリタリ系のブランドなんで、写真でちゃんと紹介します、する予定。
この手の、実用本位で毎日持ち運ぶ系のバッグ。
海外のサイトではEDCと言って、一つの文化?いや単なる趣味と言った方が近かろうぜ。
every day carry、毎日持ち歩くものって意味で、自分のEDCを晒すコミュニティがあるのです。
まぁ我々サラリーマンのEDCバッグは当然ながらフツーの黒いビジネスバッグにならざるを得んのですが、その手のコミュニティで晒されるEDCは何故か9割方がサバイバル系。
折りたたみナイフが2、3本にマルチツール、さらにライトも複数、ホントにそんなに持ち歩くのかよ!と突っ込みたくなるが、でもみんなそんな感じなんです。
さすがメリケン。
フォールディングナイフのかっこよさはタマラナイ。けどマルチツール含めてブレードは日本では御法度なので、悲しいかな日本人のEDC晒しはスマホと鍵、有ってもライター程度。
まぁ、ナイフやらマルチツールやら、キャンプに出掛けるならともかく、日常とサバイバルは相性が悪いので諦めましょう。
北米の場合、実は余りかけ離れていないというか、日常があまり安全じゃないという背景の違いもあるので、単純に日本は不自由だとか思わないように。
あちらは危険な害獣と人間の居住区が隣接どころか共用しており、人間が食物連鎖の頂点ではないので、自衛が前提なのです。
EDCの中に拳銃すら登場する。
従ってEDCバッグの設計された国によって、思想が異なるのは当然なのです。
というわけで続く。
2018/01/03(水)
あけましておめでとうございます。
今年は年末がイレギュラーだったので生活が不安定で、単なる寝正月以上にグダグダになりました。
今日はママの家系恒例の新年会なので生活をリセットして参加。
去年は実はモエタスの受験勉強に付き合って欠席しとるのです。
中一年空いただけ、それがどれだけの変化をもたらすかは、概ね分母である実年齢に反比例する。
赤ちゃんだった子が歩き回ってお喋りしてるし、連れ立って階段を登って困る。
うちの子供はみんな、そこそこ大きくなってしまったので手間も掛からんのですが、飲まない俺様は子供達が退屈した時の保育係。
息を切らせて散歩となりました。
さて子供達は本日の収穫、お年玉を抱えてトイザらスへレッツゴー。
ひなちゃんはリカちゃんのおうちを抱えて幸せ。
おまえ何歳だよ!!
まぁいいか。
幸せってのは自分で定義して自分で掴むもの。
一方でコタくんとモエタスはイマイチ欲しいものが見当たらず保留と相成りました。
こ奴らは現実を数えて生きている。
それはそれで良し。
お仕事が限りなく黒に近いブラックなお仕事になりつつありますが、今年もがんばっていきましょー。
2018/01/04(木)
冬休みも最終日。
先日のエントリで若干呟いた小型バッグを紹介します。
こちら
買う前に情報収集してみたものの、あまりの情報の無さ、公式発表を書き直しただけの情報に呆れ、結局は海外のレビュー動画で得た「実際に使っている人の意見」が一番役に立ちました。
注意すべきは、こういったレビュー動画にすら、単なる箱出し動画(youtubeで言う、開封の儀)でしかないものや、買ったばかりで理解もせずに結局公式の謳い文句をなぞっただけのものが多数あります。
クソの役にも立たねぇ。
そんなん知っとるわ!
知りたいのは実際に使えるかどうか、使ってみてどう感じたかじゃ!
つーわけで怒りにまかせて作った紹介ページでつ。
画像は小さく小さく、QVGAに圧縮してますがそれでも40枚ありますんで・・・見られなかったらゴメンネ!PCで見てね!
まあとにかく、小さいことに価値があるバッグです。
収納が少ないという文句は当然出る。
でもそれなら大きいバッグを持てばよく、ちょっと大きいKatoという兄弟機種もあります。
まあ、ちょっと言うても縦が普通のビジネスバッグより大きくなりますけん、俺は小さい方を採った、それだけ。
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26-Feb.2023