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2018/01/12(金)
wena wristを買ったのが2016年の12月、SONYのスマートウォッチもどきね。
あれから一年、なんと新作が出てました。
そこはSONY、ロビー活動と政治的な駆け引き、あとはとにかく広報活動が得意なSONY、やっぱり提灯記事が溢れかえってまともなレビューが見られません。
本日時点で自前の写真撮って使い勝手まで紹介してるのが実質2ヶ所、あとは全部公式サイトの写真貼って公式の謳い文句をリピート再生してるだけの明らかなステマwww
流石すぎる。
幅を2mm削減しました!とか、体積を25%削減!とか、いや、やってることはすごいんだけどさ、なんでそれで重くなってんの!?
って誰か突っ込めよ!
実際には旧型は販売時にMサイズで80gくらい、新型はLLサイズ出荷で85gなので、カタログスペックでは比較しようがないんだけど、そもそも比較できないカタログに突っ込めよ!
結局新型もSuicaに対応しないので、早い話が信者以外はソッポで、信者は大本営発表にウキウキ。
そんな市場。
さて、一通りdisったところで信者でもない俺様が悩んでいるのはシルバーか、黒か。
・・・え?
そう、買う気満々なんですよ。
ボロクソに叩いておいてナンですけど、俺様前の2月頭に挙げた不満点を2つとも解消してきたこの新型には敬意を払ってます。
通知が文字列で読めること、履歴が見られること。
これが俺の最低限のラインで、これがないからpebbleに及ばず、そう評価を下したのです。
一年でこれをクリアされてしまうとですね、こちら真面目な話、感服しております。
だいたいね、オモシロ系の飛び道具の初代に飛びつくのは解りきった人柱ですよ。
買った人みんなわかってるから誰も文句言わなかったでしょ?
そして、人柱の血を吸った2代目が真骨頂。
得てしてそれより先は駄作です。
人柱歴の長い俺様が自分に言う、今回は買え!
SONYのソフトもマーケティングも大嫌いだ、しかしこれは買え、と。
2018/01/14(日)
最近の日記で良く言及するEDCバッグ、定義は単純でEvery DayにCarryするバッグなら何でも良いのです。
で、何を毎日持ち歩くかが人によって全く違うので、人のEDCを覗き見たり自分のEDCを晒したりという趣味が成り立つ。
しかし、自分一人とってみても、何を持ち歩くべきか迷うことはないだろうか。
今の会社は、とりあえず分類するならホワイトカラーに属する頭脳労働の事務所なのだが、3日間はサバイバルできるであろう大きなリュックを毎日背負ってくる人がいます。
逆に研究所出身の彼は冬は手ぶら。
「社員証と定期が入るポケットが有れば、持つもの無いじゃん」
おっしゃる通りです。
(社員証のICカードで飯が食えるので)
「確実に使う最低限」を定義すれば彼のようにポケットで事足りる。
「いざというときに役立つ」とヒトコト言い出した途端に、その「いざ」の範囲が爆発的に広がって量的な議論になるのです。
俺も昔、ほとんど手ぶらで行動する人だったんだけど、変わらざるを得なかった。
それは2004年に始まった育児。
まだイクメンなどという軽薄な言葉は存在しなかった時代、基本的に育児装備はママ用に作られていた。
幼児を連れている時は「いざ」の発生頻度が高い。しかも最初の子の場合は勝手が判らず、とかく過剰に装備する傾向にあり近所の公園に行くだけでも替えのおむつと、汚れ物入れ、お尻ナップ、タオル、お手拭、ばんそうこう、着替え一式、もろもろ便利に使えるビニル袋いくつか。
自分の持ち物を加えると、どうしてもボストンバッグになる。
下の子は大概、慣れにより最適化できるので、たとえばお手拭とお尻ナップは共用化されたり、過剰なメディカル用品を持ち歩くことは無くなる。
ただし我が家の場合は下が双子だったのでそうも行かなかったが・・・
この「いざ」の確率が高い時期を経ると、人はある意味臆病になり、EDCが膨らむことを体験した。とまあそういう話です。
いまや子供は下も3年生、一緒に行動する頻度自体も減ったし、「いざ」ももうあまりない。
こうなってくるとまた手ぶら生活の感覚が蘇ってくるもので、最近また小さめのバッグの話をし出した、とそういうわけですな。
まあ絆創膏の何枚かと、丸めて輪ゴムをかけたビニル袋くらいは入ってても良いと思う。
30では解らなかったが40を過ぎると、バッグ自体の重さというものがようやく理解できるようになり、オシャレのためだけに金属パーツを奢ったバッグなど見向きもしなくなる。
いや、少し違うな、そこに魅力を感じてしまうと激重でも持ち歩くからな。
趣味と実益の線引きが際立って来るのか?
完全な趣味は趣味で、浪費と割り切れるのが大人なのか。
40を過ぎて大人に成り切れない俺様が迷っています。
小さいのが欲しいという欲望でHazard4のtontoを選んだけど、とりあえずポイポイっと放り込んで出かけられるサイズのE&Eも便利なんすよね。
2018/02/09(金)
飛行機なんて信じられない。
この歳になっても離着陸は生きた気がしない出張の旅。
こんな鉄の塊が飛ぶわけないじゃーん!
と、冗談半分に抗議していた頃もあり、慣れてくると気圧差での頭痛が憂鬱になり、真面目に計算してみると上空とキャビンのアリエナイ気圧差に耐えられる訳ないじゃーん!
とますます心配に。
無事に降りられる度に奇跡に思える。
こんなに神経すり減らしてるのに帰ってくると
お父さん飛行機乗ったの!ずるい!とか
替わってやりたいよ(-_-;)
いや、うそ、子供にも乗って欲しくはない。
確率で言えば圧倒的に自動車の方が危険なんだけど、起きた時の規模が違いすぎる。
2018/02/10(土)
「自動車爆弾の歴史」河出書房新社
ここのところの非正規戦闘がらみのノンフィクション本のつもりで選んだハードカバーが、久々の外れ本。
ほぼ全編に渡って他人の取材の二次編集でしかなく、何かやたらと詩的なかっこいい表現を多用するだけで中身が非常に薄い。
マジな話、本としては厚いのに内容は薄いこと薄いこと。
さらに邦訳がまた、力不足な感じ。
もとが内容薄いのに訳者ががんばっても良くはならない、そこは可哀想だけど、訳者も直訳じゃね?
単語単語は合ってんだろうけど、奴ら文法が違うんだからS-Vの後にいくらでも延びるじゃん。SとVもそれぞれ修飾して、さらに途中でカッコ書きが割り込んだりしてメッタクソ読みにくい、そのまま単語を日本語にしたって文章にならんでしょ。
段落どころか一文の最後の方を読んでるとき、もう今何の話してたか覚えていられないほど酷い。
読書中に内容の深い部分に頭を悩ますのは構わない。でもこの本で悩むのは文法だったり話の前後関係だったり、中身じゃない表現の部分。
出張の移動時間用に持って行ったのだが、行きも帰りも数ページで寝た。
この本の主題に興味を持って自分から手にした俺ですら落とすラリホーマ的な、苦痛を通り越して記憶を失うレベル。
オススメしない。
2018/02/11(日)
長女は今中1。
ラノベ中毒、それもかなりの重度。
まあ俺も経験あるから活字に夢中な今を停めはしない。
で、乱立するライトノベルの中では若干抜きん出たポジションにいるSAO(ソードアートオンライン)なるシリーズがあり、劇場版があったんだな。去年。
知らなかったんだけどアニメにしては結構な興行収入を収め、これがなんとリバイバルですよ。
近場の劇場で始まったのでモエタスと二人で行ってきました。
その名も「劇場版ソードアート・オンライン−オーディナル・スケール−」
なげーし、わかんねーし。
SAO自体はシリーズの名前であり、劇中に登場するオンラインゲームの名前であり、事件の名前なので何を指しているかは文脈から判断するしかない。
没入型で神経直結で全身操作できるVRのオンラインゲームが成立している、というのがこの小説世界の大前提。
で、そこまでがシステムであって、ゲーム性はまた多種多様。
剣劇の世界だった旧SAOの他に、剣と魔法の世界だったり、銃撃の世界だったり、いろいろ別のオンラインゲームがある、という設定。
ほら、わけわかんないしょ?
ちなみに今やってるアニメSAOは前述の銃撃のゲーム、GGO(ガンゲイルオンライン)が登場するのだが、SAOの人たちがGGOに参加する話なのでSAOのGGO。
来季のアニメは純然たるGGOのGGOらしい。
もはや娘が何を言っているのか解らない俺。
まあ、そういうレベルの俺が見た映画は、一言で言えば「キャラの見分けがつきませんでした・・・」
まあそりゃそうか。
世間でさんざんツッコまれた通り、仮想世界で廃人やってた主人公がARゲームで動けるわけないじゃんwwwというのは俺も思うが、そんなのその辺のアニメみんな一緒。
気にするなよw
ラスボス戦は結局あっちの世界でプリキュアオールスターズな展開、しかし非常に良く動くアニメ。
この5分だけのために見ても充分。1100円だったし。
翻って現実のオンゲーは、それなりに進化しているのだろうか。
336モデムでピーガー言いながらやっていたAOEの頃、ISDNに勝てないと思ったPSOの頃、何が違うって単に回線の太さによってアクションを共有できるようになっただけで、あとは単にビジュアルじゃね?
操作体系は大して変わらん。
VRゲームもずっと騒がれているが、オタクのおもちゃを脱する日は、俺は来ないと思う。
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26-Feb.2023