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2020/08/07(金)
包丁を研ぎ始めた。
最近ね、ステイホームの影響で、ときどき料理っぽいものをします。
大概がyoutubeで動画見て感化されたやつ。
でね、好きなのはプロの料理人が、お店の営業時間が減っちゃった分、youtubeで暴れてるやつ。
簡単そうに作るんだけど、すっげー美味しそうなんだよね。
真似するけど同じものはできない。
腕が違うし、道具も違うからね、と自分に言い訳しながら、どうにも気になったのが包丁の切れ味。
鶏肉をスパスパ切ってらっしゃるが、これ動画編集じゃないよな?
改めてよく見る。
減った刃先、鈍く光る研ぎ目。
そうか、腕も道具も違うが、それだけじゃない、道具の維持、そこにかける手間。
これも違ったんだ。
思い立って砥石を買ってきた。
1000番くらいのやつ。
感覚的にはもうちょっと番手の多い、細かい奴が良い気がしたんだけど、プロの言うことは聞いておこう。
で、やってみたんだけど、今のところの感想は
部分的には素晴らしい切れ味を出せる。
全体を整えるのは、まだ無理。
こんな感じ。
元々、シャーっと挟んで擦る感じのシャープナーは台所に備えてますが、やっていることは違います。
砥石で研ぎだすのはカミソリのような薄い一枚刃。
カミソリは肌を切っちゃいかんので直角に当てるという点で少し特殊なんだけど、包丁は撫で斬りするものです。
豆腐みたいな極端に柔いワークは断ち切りも出来るけどね。
一方で台所用シャープナーは逆に刃先を荒らして細かいノコ刃を作る。
アメリカの通販番組とかで扱う電動シャープナーもこのタイプで、厳密に言うと研いではいない。
荒らしたノコ刃で挽き切るのです。
撫で斬りと挽き切りは見た目たいして違わないので、正直家庭の台所ならノコ刃でもいいんじゃないかとおもう。
確か志々雄もそう言っていたよね。
でも職人の、研ぎ続けることで減った刃を見てしまうとイチコロでした。
これやりたい。
別に裏が透けて見えるトマトの薄切りなんて無意味なことはしないが、研いでみたい。
実は嫁さんには不評なのですが、楽しく研いでいます。
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日記スクリプト.ver.3.14
26-Feb.2023