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MS-6163 日本語マニュアル(BIOS編)


3.10 CPU Pulg & Play II
この特別な機能の設定はハードウェアモニタチップセットが使用します。各項目の設定は手動で変更することができます。

******************** CPU PULG & PLAY II ********************

Adjust CPU Voltage

この機能はCPUの電圧を調整するために使用されます。オーバークロックしているときに、CPUが不安定になるかもしれません。CPU電圧の調整で発熱を減らしてみてください。

原注
オーバークロッキングの後、マザーボードやその他のコンポーネントが正常に作動することは補償できません。

訳注
原文はCPUの発熱を下げるために電圧調整にトライしてくれと書いてあるんですけど、私の経験では、安定させるためには電圧を上げる->発熱が増す->冷却の強化、っていう筋道だったのですがどうなんでしょうか。

CPU Speed

CPUをチェックして、それにしたがって設定して下さい。「Manual」に設定した場合は、下に現れる「CPU Ratio」と「CPU Frequency」を適切に設定して下さい。
「CPU Frequency」は66、68、75、83、100、103、112、117、124、129、133、138、143、148、153です。
多彩な設定がありますが、66MHz及び100MHz以外の設定は試験用とすることをお勧めします。CPUはそういうFSB用に設計されていないからです。
「CPU Ratio」は3.0から0.5刻みに8.0までです。

原注
CPUの倍率及びFSBを高く設定しすぎてシステムが起動しなかった場合は、「F10」を押しながら再起動することでデフォルトの設定で起動できます。

訳注
PCIのクロックは66MHz〜83.3MHzではFSBの1/2、100MHz〜117MHzではFSBの1/3、117MHz〜153MHzでは1/4です。117MHzには1/3と1/4の2種類の設定があります。

******************** POST SHOWING ********************

Chassis Fan Detected/Power Fan Detected/CPU Fan Detected
Voltage Detected/Vcore Voltage Detected/+2.5V Voltage Detected/
+3.3V Voltage Detected/+5.0V Voltage Detected/+12V Voltage Detected/
-12V Voltage Detected/-5.0V Voltage Detected/VBat Voltage Detected/
5VSB Voltage Detected

「Enable」に設定していると、起動している間、ファンの回転数と電源電圧を表示します。

訳注
ファンの回転数自動検出の内、「CPU Fan Detected」のみデフォルトの値が「Enable」になっています。したがってセンサ付きのファンをCPUFANコネクタに接続していない場合はいちいちメッセージが出ます。
「Disable」に設定するか、センサ付きのファンに交換することで解決します。

Chassis Intrusion Detect

選択肢は「Enable」、「Reset」、及び「Disable」です
「Enable」に設定している間にケースが開放されるとそれが記録され、次回の起動時に警告のメッセージを出します。警告メッセージを消すためには「Reset」を選択して再起動します。記録が消去されたあと、自動的に「Enable」に戻っています。

訳注
「Reset」を行わないと毎回起動時にビープ音と赤いメッセージがうざいのでリセットしましょう。マザボ上のJCASEにスイッチを配線していなければ、一度クリアすれば2度と出ません。

->関連項目「ハードウェア:2.25 JCASE

******************** SYSTEM MONITOR ********************

Chassis/CPU/Power Fan RPM

各ファンの回転数をRPM(回転/分)で表示します。

System Temperture/CPU Temperture

マザーボードの温度、CPUの温度です。まぁ「だいたい」ってところです。

TOP TECH. II

JT3コネクタに接続されたサーミスタの温度を表示するオプションです。
「Enable」とした場合、画面に「TOP TECH II Temp」が表示されます。

->関連項目「ハードウェア:2.24 JT3

CPU Critical Temp

CPUにとって致命的な温度レベルを設定するオプションです。
ここで設定した温度に達した場合、自動的にCPUの負荷を下げます。

Shutdown Temp

シャットダウン温度レベルを設定します。
この温度に達した場合、自動的にシステムをシャットダウンします。
この機能はWindows95でしか作動しません。





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