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■ USB-TTLアダプタ ■
■概要
USB-232C変換機は便利なのですが、ぶっちゃけハード屋さんは思っています。
TTLでいいじゃん。
組み込みのIC間の通信、またデバッグ情報を外に吐く場合、デバッグ用の入力コンソールを外に出す場合でも、何も232Cレベルで出さなくてもいいんですね。というかPCの232Cの口と通信するだけのためにわざわざレベルコンバータICを実装しなきゃならんのです。
普通に回路上の信号レベルでやりとりできればレベル変換は不要です。
つまり、PC側が232Cだったから必要なICで、PC側がUSBなら、そもそも必要無いんですな。
だってFT232自体がTTLレベルのUARTになるわけですから、直結するだけでOKじゃないですか。
というわけでUSB-232C回路からレベルコンバータを省いたものがこちら。
ただ結局、ラインモニタとしても使う都合上、入力インピーダンスを確保することとレベルをきちんと確定するために3ステートバッファを入れられるようにしています。
ここは244と240の選択で反転回路と非反転回路の両方に対応できます。
■HW構成
USB-UARTブリッジIC:FT232BM
3 State Buffer:74LS244
■SW構成
USB-232C変換機と同じものですので、ソフト関係は一切無しです。
■画像
ボードは試作したんですが一枚も実装していません。
だって需要がヽ(`д´)ノ
ちなみに今回からUSB終端部のケミコンを面実装品に変えたんですが、ランド設計を間違えたぽい?あれ?(゚∀。)
[2006.5.27更新]
実装+アクリル板で化粧しましたヽ(*∀*)ノ
しかしケミコンどころかバッファのランド設計も間違っていたことが判明。ピッチは合ってるんですがランドの長さが足りずに載らないのでICの足をニッパでバチバチ切って短くして実装。
画像手前のICが妙に浮いて見えるのはそのせいでs。おかしいなぁ・・・(´・ω・`)
動作はOKOKで満足なんですがTTL側を端子台じゃなくてminiDIN-8コネクタにしているため不便っちゃあ不便です。
元々の客先要求なんですが汎用としては使いにくい。しょうがないのでケーブルを作って使ってますが。
■その他
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