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■ スマホ/携帯ポーチ ■


■増えてきた

バンナイズを1つだけに絞っても、どんどん増えちゃったポーチ。
買って使って初めて解る使い勝手というものもありますので、いっぺん紹介します。

iPhone5→iPhoneSEと、同一サイズのスマホを使ってるので、コヤツを基準にします。
今の標準はもっと大型化してると判ってますけどね。自分は片手で操作できない(親指が対角に届かない)やつを使う予定は無いので意地でもこれで。
高さ123.8、幅58.6、厚さ7.6mmです。
ちなみにアホみたいに肥大化したiPhone8のPlusは158.4 x 78.1 x 7.5mm
実は厚さだけは減ってるんですね。

■バンナイズのポーチ

ブツの紹介はこちら。
リンク先では「3号」と書いてるやつがこの薄いポーチ。
iPhone5が出た当時にリリースされたポーチなので、さすがにアジャストされた設計でピッタリ収まります。


上がばっくり開くので、横から指を突っ込んでスルっと摘み出せます。
使いやすい。


裏面。
MOLLEの思想は無いが、1インチ幅の皮バンドなので一応MOLLEのウェビングに通る。
でも基本はベルトに通すためのバンドです。
吊るすのはD環をフックで吊るという設計。

■Hazard4のやつ

こっちで紹介したやつ。
写真が暗くてすみませんなぁ。


幅が広いので摘み出す指が余裕。
これ、重要。
もう一つ重要なのはiPhoneが少し顔を出してるでしょ?これです。
顔出してくれないほど埋もれちゃうと(後述)つまめませんぜ。


裏はMOLLE互換。
Hazard4は1000デニールと言ってもかなり柔らかいのが特徴で、ウェビングの縫い込みはやりやすい。
折り返してホックで留められるかどうかは相手(バッグ)側の形状によります。
実は2本のバンドの上部にD環が通してあったのですが、使わないので外しています。

■J-TECHのやつ

なんぞこれ、いつのまに?と思ったらアレや、ブーツ買ったときに中田商店でオマケにもらったやつ。

中田商店のブランドですな。
駐屯地のPXでも売ってます。


あかんホンマに画像暗い。
今回、iPhone自体が被写体なので普段使ってないIXY190を引っ張り出したんです。
んで、IXYの充電器をなくしちゃって・・・そんな話はどうでもいいか。
今どきUSBで充電できず電池取り外して専用充電器とか、勘弁してください。

で、この写真、Hazard4のBig Koalaと似た感じ。
ちょっと顔を出すので掴み出し安くて良さげでしょ?
でもそれが違うんです。


スカスカ。
厚さ方向がスカスカなんす。
なので中でスマホが動きますし、取り出そうとしたときに油断するとスカっと落ちます。


Big Koalaを比較に出しますと、こいつ実は逆に反ってるのが判りますか。
これがミソで、滑らない素材と相まってスマホが動きません。
内寸が広いので、スカスカじゃない?と思うのですが動かない。これがBig Koalaのすごいところ。
あれ?途中から別の紹介に戻ってしまった。


J-TECHは背面がちょっと・・・MOLLEじゃないんですよ。
ベルトの幅も太すぎて取り付けられない。

■OneTigrisのやつ

異様な大きさ、OneTigris。
判りますかこの異様さ。
数字で見ると隣のBig Koalaと大して変わらないので思い切って買ってみました。


べりべりっ。
巨大なベルクロを強引に引きはがして開けると・・・アカンわこれ。完全に埋もれてますね。
空のポーチだと思うだろ?スマホ入ってるんだぜそれ。
で、そのくせサイドのエラスティックバンドがフチぎりぎりまであるので指は入りにくい。
摘み出すのが大変です。そして。


厚さ方向にスカスカ。
中で動きまくりです。
まあ、iPhone5/SEには適さないということで。


背面はきっちりMOLLE互換。
ただちょっと色が微妙なので、取り付ける相手の選択は難しいと思います。

■Magforceの蓋つき

ここまでの奴らは基本的にフラップを開ける系(バンナイズは細いバンドだが)の、ただの袋。
こいつは結構凝ってますよ。
MF-0129です。


これも測ったようにジャストサイズ。
淵まで埋もれちゃってるので取り出すのは大変、と見えて・・・


実はフラップを引き上げると中身が出てくるというステキ設計。
同時に底が持ち上がってることに気付いたでしょうか。実は前の板からU字につながっている1枚の生地なのですwww
なので引っ張り出せますが、写真のように引き上げるために片手、実際にスマホを引き抜くのに反対の手が要るので片手での操作は難しい。
まあできないことは無いのですが(小指と薬指で蓋を引っ張って、上がってきたスマホを親指と人差し指で引き抜く)結構無茶です。


蓋はバックルタイプなので、きっちり差し込んでパッチン。
これも実際は両手が必要ですし、差し込むのも結構難しい。
でもバックルの片方が固定されているだけマシとも言える(後述)


MOLLEで取りつきます。
上のD環はともかく、下のカンがちょっと邪魔ですが、まあ普通。

■Magforceのラジオポーチ

iPhoneのふざけたケース、iDroidを使っていた頃、あの大きなボディを見せたまま収納するために買ったラジオポーチMF-0102。
もう黒しか売ってません。買った当時も既にOD色はカタログ落ちしていて市場在庫を見つけました。
デカいiDroidはベルクロの調整範囲に収まらなかったので無理矢理縫い付けています。


これも同じくバックルタイプで、バックルのキャッチは固定されているのでまだなんとか片手で頑張れる範囲。


裏面はかなり変態で、MOLLEにも取り付けられないことはない(硬くて大変だけど・・・)
ベルクロの開閉で縦向きにも横向きにも使えます。

■GhostGearのラジオポーチ

Laylaxのブランドですな。
基本はサバゲ用なんで、マガジンポーチのラインナップの中にひっそりと存在するラジオポーチ。
ガラケには便利。


裏は思いのほかまともなMOLLE
きっちり取り付けられます。


で、これが後述と言っていたバンドタイプのポーチの辛いところ。
片手では無理です無理無理。
この手のバンジーコードでテンションかけるタイプの保持方法は、素早く引き抜くことが目的なので取り付ける方は度外視のようです。
クイックリリースバックルですからね。

■おすすめは

Hazard4のBig Koala


なにこれ財布?と地味な外見なんで、ミリタリ好きな人にはいまいちウケが悪いんですけどね。


上でも述べましたが、この絶妙なサイズと形状。
余裕はあるのに中でスマホが暴れません。

MOLLEのバンドが2本あるので傾かない点。
蓋を閉めるだけでベルクロでテキトウに留まるのがやっぱり、仕舞う時に楽。
そして意外と見落としがちですが、蓋が大きいので(多少)雨を凌げます。
ラジオポーチはともかく、Magforceの蓋付きも実は蓋が狭くてですな、スマホの肩が出てるんですよ。

繰り返しますがiPhone5/SEの人限定です。俺ベストバイ。

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